白足袋のあしあと(その4)

祢里彫刻(支輪部分)

平成8年・11年
力神四体・波濤の図
不流庵・松林 洋氏之作
平成9年大祭・揃の日の夜、偶発的な事故による火災に遭い祢里下台を焼失するも、松林氏他、大勢の方のご協力で力神二体、支輪部・波濤の彫刻を復刻することができた。

阿形の力神

吽形の力神

祢里正面より

阿形の力神

祢里彫刻(高欄部分)

大正3年(1914)
唐獅子・牛若丸・須佐之男命・尾長鳥
増田弥作氏之作
新野村住人(現・御前崎市)

牡丹に唐獅子(部分)

牛若丸(部分)

尾長鳥(部分)

彫金
平成7年
桐に鳳凰・桜の古木、他透かし金具多数
村井幸雄・義幸氏之作
(愛知県刈谷市)



中央宝珠柱・桜花

向って右・桐に鳳凰

向って左・桐に鳳凰

鳳凰の図(部分拡大)


四隅の宝珠柱の鳳凰は村井義幸氏が図書館へ通いつめ、「立川流彫刻の下絵」をもとに構図を作った。
50種類もに及ぶ「たがね」を駆使し、厚さ1.5ミリの銅版に根気良く、丁寧に彫り込まれたことが作品からわかる。

白足袋のあしあと(3)へ戻る                        白足袋のあしあと(5)へ
三熊野神社大祭TOPページへ戻る